夏になると全国で花火大会が催されますね。遠くで花火が上がっているのを眺めるのも、風情があっていいものですが、打ち上げ会場で間近に見る花火は音や火薬の匂い、人の賑わいなども相まって格別の迫力です。

そんな花火大会の中でも、古い歴史を誇るのが隅田川花火大会です。今回は、そんな隅田川花火大会の歴史についてご紹介していきます。

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【隅田川花火大会の歴史】はじまりはいつから?


画像引用:http://www.sumida-gg.or.jp

2016年の隅田川花火大会は8月6日(土曜日)と決定されています。今年の隅田川花火大会は、公式ホームページによると「第39回」となっています。

「第39回?そんなもんなの?」と思った方もいるかもしれませんね。実は、「隅田川花火大会」という名前で開催されるようになったのは昭和53年からで、それほど昔のことではないのです。

 

それ以前の隅田川の花火は「両国の川開き」と呼ばれていました。こちらの起源は古く、江戸時代の享保18年(1733年)と言われています。前年の享保17年、大飢饉とコレラの流行により多くの死者が出たことから、8代将軍徳川吉宗は、この犠牲者の慰霊と悪病退散を祈願して、川開きにあわせて水神祭を実施しました。その際、川沿いに立ち並んだ料亭が花火を打ち上げたのが、両国川開きの花火の始まりと言われています。この当時打ち上げられた花火はわずか20発ほどでした。

 

今の隅田川花火大会では約20,000発の花火が打ち上げられるので、それに比べるとずいぶん規模の小さいものだったのですね。

 

【隅田川花火大会の歴史】そもそも花火って、いつからあるの?


画像引用:http://www.r-agent.com

日本で最初に花火を鑑賞したのは徳川家康と言われています。イギリス国王の使節が訪れた際、明(みん)人の花火師を使って家康に花火を披露したと記録が残っています。この時の花火は、今のような打ち上げ花火ではなく、竹筒に火薬を詰めた単純なものだったそうです。

 

1543年、種子島にポルトガル人が漂着して火縄銃が伝来したことは、歴史の授業で学びますが、それ以来、火薬は戦乱の世の中で大きな役割を果たしました。ですが、江戸幕府が制定され、火薬が戦場で使用されることが減ったこともあり、家康はこの花火を鑑賞した後に、三河の砲術隊に命じて日本での観賞用の花火を製造させたと言われているのです。

 

次のページでは、花火につきものの掛け声と、現在の隅田川花火大会になるまでをご紹介します。

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